和からシンプルモダンに生まれ変わった家
建築年数: 築18年
改修面積: 28.73㎡(8.69 坪)
寒く、自分の好みの家ではありませんでした
再婚を機に、前の結婚で建てた築18年の家をリフレッシュしたい。N様がそう考えた理由は、再婚相手の為だけではありませんでした。というのも18年前、地元工務店に依頼した新居は、N様の好みとかけ離れた純和風造り。資金は全て自分持ちなのに「これが普通だ」とご両親にまで言われ、若いN様はそんなものかと受け入れたのだそうです。しかしトイレが玄関横にあるのも、玄関ホールが広すぎるのもずっと気に入っておらず、和室も物置になってしまった始末。さらにその上、リビングの底冷えするような寒さに長年悩まされたと言います。そして8年ほど前。一度気になって自宅の床下を見たN様は、愕然。なんと断熱材が全く使われてなかったのです。その時、リフォームしなければ寒さを取り除く方法はない事を知りました。
他社に比べ、要望をよく汲み取ってくれた
月日が経ち、この家にやって来た新しい奥様も、底冷えのするリビングや、広すぎて寒いお風呂がとても辛かったと言います。そして「新築したい」と当初は思っていました。そんな折、雑誌で『ハウスINハウス』の勉強会を知りました。別途、新築も検討しましたが、予算の都合や築年数的に古くもない家を壊すのは勿体ないと考え、お二人は、今ある家のリフォームを決意します。『ハウスINハウス』の決定に際しては、他にインターネットで見つけた数社にも仮見積もりを出してもらいました。しかし、予算の都合から「1階だけのリフォームになる」と言われて断念したり、「工期が遅くなる」とのことで断念したり・・・で、次々と選択肢から消えていきました。最終的に残ったのが、ご夫婦の意向をよく汲んでくれた『ハウスINハウス』。二人一致で決めたそうです。
新築品質を、日々実感しています
二人の暮らし方に合うプランを考えてもらったというN様ご夫妻。玄関を一歩入ると、眩しいほどの白で統一された空間。広々としたLDKには、白いシステムキッチンとカウンターがあります。壁も、収納も、家具も、すべてが白。家中をすっきりとした白でまとめる事は、奥様のご要望でした。予算の都合もあり、LDKと応接室は断熱パネルを床だけ敷き、内窓を付けました。今では底冷えはすっかり解消され、ファンヒーター1台でも快適。北向きの洋間は老後のための寝室にしました。6面を断熱パネルで囲った部屋は耐震補強も兼ねたと言います。「防音性能が良いので安眠できそうです」と旦那様。トイレは配置を変え、お客様を気にせずいつでも使えるようにしました。浴室と洗面所も6面をパネルで囲み、暖かく快適に。その上、寝室へ繋がるドアを設けて回遊性を持たせたと言います。2階はクロスを張り替え、物置になっていた和室は洋室へと変わりました。「もう本当に、家の中身は全部“新築品質”です!」と奥様。いらしたお客様も皆、口を揃えて「全然、新築やね」と言ってくれるとか。自分好みの家に生まれ変わったN様邸で日々、新築品質を実感してくださっているようです。